iPadをすばやく充電するためには、コンセントにつなぐより、USB経由のほうがいい！

僕は、初代iPad miniを愛用している。そのiPad miniを充電していて、ふと疑問に思ったことがある。100Vの家庭用コンセントにつないで充電するよりも、パソコンのUSB経由で充電したほうが、充電するのが早い気がするということ。

通常、iPadを充電する方法は以下の２通り。
１．100Vのコンセントに接続して充電する


２．パソコンなどのUSB経由で充電する


僕の場合は、コンセントでもUSB経由でも充電することがある。USB経由での充電の場合には、自分のMacBook ProのUSB経由で行っている。

そうした充電をしていて思ったのだが、どうもコンセントに接続して充電するよりも、USB経由で充電したほうが、充電が完了するまでの時間が短く済んでいるような感じがしていた。

普通に考えると、コンセントからの充電に対して、USB経由での充電はコンセントとiPadの間にわざわざパソコンをかましているだけなので、充電が遅くなると思う。

そこで、自分の感覚が正しいのかどうかを検証してみた。

実験結果
僕の感覚が正しいのかを検証するために、実際に充電時間を測ってみた。

【測定条件】
iPad miniのバッテリ残量が5%→80%までの充電時間を測定する。
パターン１．家庭用100VコンセントからiPadを直接充電する
パターン２．MacBookProのUSB経由でiPadを充電する。このとき、MacBookProは、常にコンセントから充電している状態としておく。

【測定結果】
１．コンセントで充電→１７７分
２．USB経由で充電→１２３分
（各１回のみ測定）

結果は、USB経由での充電のほうが早く、しかもコンセントで充電した場合と比べて約７割の時間で充電が完了してしまった。

本当はそれぞれ数回ずつ試してみるべきだろうが、時間の関係もあってそれぞれ１回しか測定していない。それでもこれは確実に差があると言っていいレベルだろう。

結論
iPadを充電するときは、USB経由で！

ということで、自分の感覚と実験結果は合っていた。１００Vコンセントとのあいだにパソコンをかましてあげることで、充電が早くなるというのもちょっと不思議な気がする。

しかもこれだけ明確に差があるというのもびっくり。

みなさんも急いで充電しないといけないときには、パソコンのUSBを利用しよう。